ブログ ~ 学会に参加しました ~

歯科治療の最先端研究

歯科産業学会&日本歯科理工学会

こんにちは(^^♪

突然ですが、皆様は『学会』とはどのようなイメージでしょうか?どのような分野においても最先端の技術、テクノロジーは『○○学会』という組織で日々、大学や研究施設の専門家から発表、討論、研究を重ねて新しい物事を生みだす流れが多いです。

今回参加した学会はタービンなどの治療器具や歯に詰める詰め物の新しい成分、詰め物を着ける時の医療用接着剤を開発している。ざっくりとそんなイメージです(笑)

さらに少し踏み込んでみますと。。

口腔内は唾液などかなりの湿潤環境にあり、接着剤が固まりにくいのです。さらに食事を毎日、毎食毎に咀嚼をする事で接着剤が壊れやすい(温度差による熱膨張、耐久性、硬化する際の収縮)という難しい環境にあたるのです。そして接着剤の厚みは5~50μmくらいでしょうか、そうなのです。すっっっごく薄いのです。それは接着剤自身に厚みがありすぎると繊細な詰め物の適合状態が意味なくなっちゃう訳なのです。。。( ゚Д゚)これらをしっかり満たした接着剤でないと良い詰め物が入れられず、良い歯科治療ができないのです(´;ω;`)

これまで以上に医療の質を高めてくれる接着剤ができるのが待ち遠しいです☆彡研究者の方々にはぜひとも頑張って頂きたく思います。

医療分野は日々進化しており、今後も定期的に学会に参加し知識を高めていこうと思いました。ではまた~(^.^)